
子どもが親離れして寂しい!乗り越える方法はあるの?
「最近、子どもとの会話が減って寂しい」「進学や就職で家を出るのが不安でたまらない」。そんな感情を抱くのは、あなたがこれまで全力で子どもを愛し、守ってきた証です。子どもが自分の足で歩み始める親離れは、成長の証であると同時に、親にとっては育児という大きな役割に区切りがつく、人生の転換点でもあります。
しかし、急激な環境の変化により、心にぽっかりと穴が開いたような空虚感に悩まされる親御さんは少なくありません。そこで本記事では、子どもの親離れのメカニズムから、親を襲う寂しさの正体、そして第二の人生を豊かに歩み出すための「子離れの実践ステップ」を詳しく解説します。
親離れの仕組み
親離れとは、子どもが成長するにしたがい、精神的・経済的に自立することです。子どもの親離れは、ある日突然起こるものではありません。乳幼児期から青年期にかけて、少しずつ、着実に進んでいくプロセスです。
具体的には、次のように段階が進むと考えらえます。
- 幼児期(第一反抗期)…「自分でやりたい」という意思表示。これが自立の第一歩となる。
- 学童期…学校や友人という「親の知らない世界」ができ、秘密を持つようになる。
- 思春期(第二反抗期)…親の価値観に疑問を持ち、反発することで自分独自のアイデンティティを形成する。
- 青年期(自立期)…経済的・物理的にも親から離れ、自分の人生を自分で決定するようになる。
このプロセスは、一度に起きるものではなく、年齢や環境などに応じて自然と移行するものです。進み方は個人差があるため、早い・遅いにとらわれる必要もありません。
親を襲う虚しさの正体は?
子どもが就職や結婚、一人暮らしなどで家を出た後、家の中が空っぽになったような感覚に陥り、心身に不調をきたすことを「空の巣(そらのす)症候群」と呼びます。これは、なりやすい人となりにくい人があります。
たとえば、育児こそが人生のすべてであえり、趣味や自分の時間がなく、子どもに全エネルギーを注いできたタイプがなりやすいといわれています。眠れなくなかったり、肩こり・頭痛が起きたり、孤独感を感じたりするのが特徴です。
こうした症状が現れたときは、まずは「寂しくて当たり前だ」と受け入れることが大切です。無理に元気を出そうとする必要もありません。
ただし、何か月経っても元気が出なかったり、体調が悪化したりするときは、別の要因が隠れているかもしれません。様子を見ても回復する傾向がなければ、専門機関への相談をおすすめします。
第二の人生を豊かにする「子離れ」の実践ステップ
子どもを送り出した後の時間は、寂しさを感じるかもしれません。しかし、決して「余生」ではなく、自分自身が主役になれる時間だといえます。ここでは、子離れを進めるための具体的なステップを紹介します。
時間と空間の再定義
子どもが使っていた部屋を、自分の趣味の部屋や書斎にリフォームしてみましょう。物理的に環境を変えることで、気持ちの切り替えがスムーズになります。また、これまで子どもの食事や洗濯に費やしていた時間を、自分のために使うスケジュールを組みます。
はじめのうちは、自分一人で何をすればいいか思いつかないでしょう。無理に行動を起こすよりも、好きな花を買ってきたり、食器を変えたりするなどの小さなことでも問題ありません。好きなものが思い浮かばないときは、昔の写真を見返して、かつての自分の趣味を思い返してみるのもおすすめです。
夫婦関係のメンテナンス
子どもがいたときは、夫婦でコミュニケーションをとらなくても、寂しさを感じなかったかもしれません。しかし、子どもが巣立ってからは、「子どもの親」としてではなく、「一人のパートナー」として配偶者と向き合う必要があります。
これまであまり会話がなかったり、二人の時間をとってこなかったりした場合、居心地の悪さを感じることも。そうした状況を改善するためには、共通の趣味を見つける、二人で旅行に行く、あるいはあえてお互い干渉しない時間を作るなど、新しい距離感を見つけていくのが大切です。
夫婦でインドア・アウトドアなど、好きなものが別れる可能性もあります。そんなときは無理強いせず、お互いが楽しめるものを、話し合いながら探していることもポイントです。
社会との繋がりを再構築
子どもが小さなころは、PTAや学校行事などで、自然と社会と繋がるきっかけがありました。しかし、子どもが巣立つと、社会との繋がりがなくなってしまい、孤独を感じやすくなります。
新しく繋がりをつくるには、次のようなイベントに参加するのがおすすめです。
- ボランティアや地域活動
- カルチャースクールや資格取得
- 昔の友人への連絡
すべて実施する必要はなく、自分がやれることだけで問題ありません。家族以外の人と関わりを作り、楽しいと感じる時間を取り戻していきましょう。
まとめ
子どもの親離れは、これまでの親子関係が「終わり」を迎えるのではなく、大人同士の新しい関係へと「進化」する過程です。一時的に寂しさや虚無感を感じることはあっても、それは順調に子育てを全うしたという勲章でもあります。これからは、子どもに注いできたエネルギーを、ぜひあなた自身の人生に向けてみてください。
環境の再定義や夫婦関係のメンテナンス、社会との繋がりを通じて、自分自身の喜びを再発見することが、結果としてお子様が安心して自立できる土台になります。親が自分の人生を楽しんでいる姿を見せることこそ、自立した子どもへの最高の贈り物です。寂しさを乗り越えた先に待っている、新しい絆と輝かしい第二の人生を、一歩ずつ歩み始めましょう。
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